骨牌・歌留多(読み)カルタ

精選版 日本国語大辞典 「骨牌・歌留多」の意味・読み・例文・類語

カルタ【骨牌・歌留多】

〘名〙 (carta)⸨カリタ⸩(「カルテ」「カード」と同源) 遊びまたはばくちに使う、絵や文字を書いた長方形の札。絵や歌に合わせてこの札を取り、その取った数によって勝負をきめる。いろはガルタ、うたガルタ、西洋カルタトランプ)、ウンスンカルタ、はなガルタ(花札)、むしゃガルタなどがある。現在、いろはガルタ、うたガルタ、はなガルタをさすことが多い。牙牌(がはい)。《季・新年》
※長宗我部氏掟書(1596)三条博奕、カルタ、諸勝負令停止
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一「女づれの西洋画家と、つれの一人とがまだカルタを引いてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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