普及版 字通 「髄(漢字)」の読み・字形・画数・意味
髄
常用漢字 19画
(旧字)髓
23画
[字訓] すね
[説文解字]
[字形] 形声
旧字は髓に作り、隨(随)(ずい)声。〔説文〕四下に「骨中の脂(あぶら)なり」とあり、骨の髄をいう。いわゆる脳味は脳髄という。わが国では髓をまた「すね」とよむ。
[訓義]
1. ずい、骨のずい、脳のずい。
2. ものの中心にある精髄のところ、よいところ、よいもの。
3. すね。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕髓 保祢乃奈豆(ほねのなづき) 〔名義抄〕髓 スネ・ホネノナヅキ 〔字鏡集〕髓 スネ・スイノアナ・ホネノスヂ・ホネノナカノアブラ・ホネノナカノアナ・ナヅキ・スヂノアナ
[語系]
髓ziuai、dziuaiは声義近く、ともにものの中心にあって、その活力をささえるものをいう。
[熟語]
髄海▶・髄脳▶
[下接語]
玉髄・筋髄・血髄・骨髄・心髄・神髄・真髄・精髄・石髄・赤髄・脊髄・洗髄・丹髄・透髄・得髄・入髄・脳髄・錬髄
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報