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髄液の産生と吸収のバランス ずいえきのせいさんときゅうしゅうのばらんす

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家庭医学館の解説

ずいえきのせいさんときゅうしゅうのばらんす【髄液の産生と吸収のバランス】

 脳の中心部には、側脳室(そくのうしつ)、第三脳室第四脳室呼ばれる総計30~50cm3ほどの腔(くう)があり、そこは髄液で満たされています。
 髄液の由来は、脳の組織液と、左右の側脳室と第四脳室にある脈絡叢(みゃくらくそう)から分泌される髄液で、1日に500mℓほどつくられます(髄液の産生)。
 この髄液は、側脳室から左右のモンロー孔(こう)を通って第三脳室に流れ込み、さらに中脳水道(ちゅうのうすいどう)という細い管を通って第四脳室へと流れていきます。
 第四脳室へ入った髄液は、左右のルシュカ孔とマジャンディー孔と呼ばれる孔(あな)から、脳の表面と脊髄(せきずい)をおおうくも膜下腔(まくかくう)に流出します。
 したがって、脳と脊髄は、髄液の中に浮いたような状態になっています。
 くも膜下腔を満たした髄液は、脳の表面にある太い静脈(静脈洞(じょうみゃくどう))に流れ込みます(髄液の吸収)。
 健康であれば、毎日毎日、500mℓほど産生される髄液はすべて静脈洞に吸収されるので、髄液の産生量と吸収量はバランスがとれているのです。

出典|小学館
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