高尾 平兵衛(読み)タカオ ヘイベエ

20世紀日本人名事典 「高尾 平兵衛」の解説

高尾 平兵衛
タカオ ヘイベエ

大正期の社会運動家



生年
明治28(1895)年12月1日

没年
大正12(1923)年6月26日

出生地
長崎県北高来郡諫早村(現・諫早市永昌町)

学歴〔年〕
小卒

経歴
大正8年大杉栄の北風会に入り、鉱山労働同盟会を組織。10年吉田一らの労働社に参加し、宮嶋資夫らとは黒瓢会を主宰した。アナキストとして活躍する一方コミンテルンとも関係し、11年モスクワに渡り、レーニンとも会見した。同年帰国して日本共産党に入るが、翌年離党。のちのアナ・ボル対立でアナキスト派の側に立ち、12年戦線同盟を組織。同年6月反動団体撲滅を唱えて赤化防止団長米村嘉一郎宅を襲ったが、逆に米村に射殺された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「高尾 平兵衛」の解説

高尾 平兵衛 (たかお へいべえ)

生年月日:1896年12月1日
大正時代の社会運動家
1923年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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