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高度救命救急センター こうどきゅうめいきゅうきゅうせんたー

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知恵蔵2015の解説

高度救命救急センター

重症及び複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者を受け入れる救命救急センターのうち、特に高度な診療機能を有するものとして厚生労働大臣が認めた医療施設。広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒などの特殊疾病患者が対象になる。このような特殊疾病患者への24時間診療体制を確保するため、常時高度救命救急医療に対応できる医師、特に麻酔科等の手術に必要な要員を待機させていなければならない。また、看護師等の医療従事者についても同様に、特殊疾病患者の診療体制に必要な要員を常時確保すること、特に手術に必要な動員体制をあらかじめ考慮しておく必要がある。2008年2月1日現在、全国209カ所に配置されている救命救急センターのうち、21カ所が高度救命救急センターとして機能している。ただし、現状では高度救命救急センターのみがこれらの特殊疾病患者の診療を行っているわけではなく、一般の救命救急センターでも同程度の役割を果たしている施設もあり、一般の救命救急センターと高度救命救急センターの役割分担があいまいであるなどの指摘もされており、07年12月に設置された厚生労働省の「救急医療のあり方に関する検討会」で高度救命救急センターのあり方等について検討が行われている。

(小林千佳子 フリーライター / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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