高木 正孝(読み)タカギ マサタカ

20世紀日本人名事典 「高木 正孝」の解説

高木 正孝
タカギ マサタカ

昭和期の登山家



生年
大正2(1913)年3月12日

没年
昭和37(1962)年

出生地
東京・麻布

学歴〔年〕
東京大学文学部哲学科〔昭和11年〕卒

経歴
成蹊高校時代より山に親しみ、東大卒業後はドイツ留学ベルリン大学で心理学などを専攻する一方、東部アルプス諸峰に登り、ドイツ・オーストリア山岳会のガイド試験に合格。以後、昭和20年ベッターホルン北壁登頂、28年第1次マナスル隊登攀隊長、33年アレナレス登頂など精力的に各地の山々を登り、海外登山の先駆者と目されたが37年、ポリネシア・ヒバオア島沖で行方不明となる。著書に「パタゴニア探検記」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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