高柳 賢三(読み)タカヤナギ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「高柳 賢三」の解説

高柳 賢三
タカヤナギ ケンゾウ

大正・昭和期の法学者 東京大学名誉教授;成蹊大学学長。



生年
明治20(1887)年5月11日

没年
昭和42(1967)年6月11日

出生地
埼玉県熊谷市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔明治45年〕卒

経歴
東大助教授となり、大正4年欧米に留学、11年教授。昭和13年学士院会員。アメリカの違憲審査制度を研究し、司法権優位確立戦後の新憲法の擁護が評価される。東京裁判では日本側弁護団のリーダー格で活躍。23年退官、24年成蹊大学長。32年憲法調査会会長として制定の経過、運用の実態など詳細な報告書をまとめ、改憲論の委員多数の中で、改憲ムードに歯止めをかけた。著書に「法源理論」「米英法の基礎」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「高柳 賢三」の解説

高柳 賢三 (たかやなぎ けんぞう)

生年月日:1887年5月11日
大正時代;昭和時代の法学者。成蹊大学学長
1967年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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