精選版 日本国語大辞典 「入眼」の意味・読み・例文・類語
じゅ‐がん【入眼】
〘名〙 (「じゅ」は「入」の慣用音)
① ものごとの完了すること。また、完成すること。なしとげること。
③ 平安時代以降、春・秋の除目の最終日のこと。
※中右記‐康和四年(1102)正月二三日「人人参上、除目入眼被レ始」
⑤ 対立していた者どうしがもとどおりの良い関係になること。
※雑筆往来(13C中‐後か)「評議治定訖、可二入眼一也」
⑥ 見えること。眼にとまること。〔陸游‐縦筆詩〕
じゅ‐げん【入眼】
〘名〙 =じゅがん(入眼)
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