高野 佐三郎(読み)タカノ ササブロウ

20世紀日本人名事典 「高野 佐三郎」の解説

高野 佐三郎
タカノ ササブロウ

明治〜昭和期の剣道家



生年
文久2年6月13日(1862年)

没年
昭和25(1950)年12月31日

出生地
埼玉県秩父

経歴
4歳で祖父に小野派一刀流の組太刀を教えられ、5歳の時藩主の前で組太刀56本を演じて銀子一封と「奇童」の2字を受ける。17歳の時甲源一刀流岡田定五郎の邪剣に破れて出郷、上京して山岡鉄舟の春風館道場に入門。明治19年警視庁剣道師範となり、師範学校、警察学校などの剣道教師を経て、29年九段に道場修道学院を開く。大正2年剣道範士の称号を受け、東京高等師範学校教授に就任。また早大などにも通った。この間、4回の天覧試合に優勝。昭和4年と9年の天覧武道試合には表審判を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「高野 佐三郎」の解説

高野 佐三郎 (たかの ささぶろう)

生年月日:1862年6月13日
明治時代-昭和時代の剣道家
1950年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android