デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高麗左衛門(初代)」の解説 高麗左衛門(初代) こうらいざえもん 1586-1643 織豊-江戸時代前期の陶工。宣祖19年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)焼の祖李勺光(り-しゃくこう)の弟。朝鮮王朝(李朝)の陶工で,慶長の役の際,日本につれてこられ毛利輝元(てるもと)にしたがう。萩城外の松本に窯をひらく。毛利秀就(ひでなり)から高麗左衛門の名をもらい,以後代々襲名。日本名は坂本助八,のち坂と改姓。寛永20年2月21日死去。58歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例