高麗雉(読み)コウライキジ

デジタル大辞泉 「高麗雉」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐きじ〔カウライ‐〕【高×雉】

キジキジ科の鳥。全長約80センチ。全体褐色で、くびに白い輪がある。朝鮮半島原産で、日本では北海道対馬つしま生息

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高麗雉」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐きじ カウライ‥【高麗雉】

〘名〙 キジ科の鳥。日本産のキジと別種とする説もあるが、ふつうは同種亜種とされる。翼長約二四センチメートルで、日本産のキジよりやや大きい。尾が長く、羽色もキジに酷似するが、雄のくびに白輪があるので区別ができる。雌は褐色の地味な羽色をしている。アジア大陸に広く分布し、日本には古く朝鮮半島から対馬に輸入され、現在、北海道各地に放鳥されたものが留鳥として多数生息する。〔延宝八年合類節用集(1680)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「高麗雉」の解説

高麗雉 (コウライキジ)

学名Phasianus colchicus karpowi
動物。キジ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android