高 文謙(読み)コウ・ブンケン(英語表記)Gao Wen-qian

現代外国人名録2016 「高 文謙」の解説

高 文謙
コウ・ブンケン
Gao Wen-qian

職業・肩書
作家

国籍
中国

生年月日
1953年

出生地
北京

受賞
萬人傑新聞文化賞(米国)〔2005年〕「晩年周恩来」,アジア太平洋賞(第19回)〔2007年〕「周恩来秘録」

経歴
16歳で農村へ下放。文革終結後の1980年、中国共産党の歴史を研究する中央直属機関、党中央文献研究室に入り、周恩来元首相と文革史の研究に従事。周恩来生涯研究小組組長、副研究員や室務委員を歴任、「毛沢東伝」「周恩来伝」の文革部分を執筆した。周恩来研究の第一人者として知られる。’89年の天安門事件で民主化運動を支持して当局の取調べを受け、’93年米国に移住、コロンビア大学、ウッドロー・ウィルソン国際研究センター、ハーバード大学フェアバンクセンターで客員研究員を務めた。2003年米国で中国語版「晩年周恩来」(邦題「周恩来秘録」)を出版。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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