魯迅(ルーシュン)(ろ・じん)(1881〜1936)

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

魯迅(ルーシュン)(ろ・じん)(1881〜1936)

中国近代文学を切り開いた作家、思想家。本名は周樹人(チョウシューレン)。代表的な小説に「狂人日記」「故郷」「阿Q正伝」などがあり、詩や散文、社会批評も数多い。ゴーゴリなど海外の作家の翻訳でも知られた。浙江省紹興で生まれ、やはり文学者として高名な周作人(チョウツオレン)は実弟。ともに日本と深くかかわった。1902年から09年にかけ、留学生として日本に滞在。近代化を目の当たりにした。夏目漱石の旧居に住んだこともある。この間、04年9月から06年3月までは仙台医学専門学校(現・東北大学医学部)に学んだ。北京大学などで教壇に立ち、30年には左翼作家連盟に参加。死去までの9年ほどを過ごした上海では内山書店の内山完造と交流を深めた。

(2007-10-02 朝日新聞 朝刊 東特集C)

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