日本大百科全書(ニッポニカ) 「鮭川(村)」の意味・わかりやすい解説 鮭川(村)さけがわ 山形県北部、最上郡(もがみぐん)の村。1954年(昭和29)鮭川村と豊田(とよだ)、豊里(とよさと)の2村が合併して成立。JR奥羽本線、国道458号が通じる。中央を村名由来の鮭川が南流し、その東部の平坦(へいたん)地は水田地帯が広がり、西部は出羽(でわ)山地東麓(ろく)を占める丘陵山間地である。山菜のほかナメコ、エノキタケなどのキノコ類やヒメユリの栽培が盛んな純農村。鮭川の支流曲(まがり)川に注ぐ羽根沢(はねざわ)川の左岸には羽根沢温泉がある。面積122.14平方キロメートル、人口3902(2020)。[中川 重]『『鮭川村史』(1986・鮭川村)』[補完資料] | 鮭川村の要覧 山形県鮭川村位置図 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例