精選版 日本国語大辞典 「鯱張反」の意味・読み・例文・類語
しゃちばり‐かえ・る ‥かへる【鯱張反】
〘自ラ四〙
① いかめしく構えて見せる。いばってそりかえる。しゃちこばる。
※浄瑠璃・唐船噺今国性爺（1722）中「血まぶれの剣ひっさげ、しゃちばり返って帰りけり」
② 緊張してかたくなる。からだをこわばらせる。しゃちこばる。
※浄瑠璃・平仮名盛衰記（1739）二「こいつごねたか、しゃちばりかへって木ほぜの様な小世伜(こせがれ)と」
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