普及版 字通 「鰓(漢字)」の読み・字形・画数・意味
鰓
20画
[字訓] あぎと・えら
[字形] 形声
声符は思(し)。〔宋史、五行志三〕に「淳三年、京師の里の人、競うて光紙團靨を剪(き)り、鏤魚鰓中骨を裝ひ、魚媚子と號し、以て面をる」とあり、黒は北方、魚は陰類、この兆によって明年秋冬に積雨、衢路にも水深数尺の災害を生じたという。
[訓義]
1. あぎと、えら。
2. 鰓鰓はおそれるさま。字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕鰓 アギト・イヨタツ
[熟語]
鰓蓋▶・鰓鰓▶
[下接語]
小鰓・暴鰓
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報