鳥居 三郎(読み)トリイ サブロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鳥居 三郎」の解説

鳥居 三郎
トリイ サブロウ


職業
ラテン歌手

グループ名
旧グループ名=トリオ・ロス・チカノス

生年月日
昭和8年 7月

出生地
北海道 中川郡本別町

学歴
武蔵野音楽大学声楽科

経歴
武蔵野音大在学中の昭和29年、級友の飯田卓三、鈴木亮の3人でラテン・ボーカルグループ“トリオ・ロス・チカノス”を結成。30年日劇「越路吹雪ショー」で本格デビュー、31年から東京キューバンボーイズの専属で活躍。メキシコ童謡を初めて日本に紹介するなど日本とメキシコの親善に尽くし、“トリオ・ロス・パンチョス”との共演、本場メキシコでの長期公演旅行などで高い評価を受け、53年にはメキシコ音楽評論家連盟から功労賞を贈られた。ラテン音楽下火になってもメンバーを一度も変えずに63年まで活動を続けた。平成2年5月グループは解散したが、以後ソロ活動を続けた。

受賞
メキシコラテン音楽評論家連盟功労賞〔昭和53年〕

没年月日
平成11年 7月27日 (1999年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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