鶴沢 清七(5代目)(読み)ツルザワ セイシチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鶴沢 清七(5代目)」の解説

鶴沢 清七(5代目)
ツルザワ セイシチ


職業
義太夫節三味線方(文楽)

専門
人形浄瑠璃

本名
浅田 嘉七

別名
幼名=広吉,前名=鶴沢 九蔵(2代目),鶴沢 勝右衛門(3代目)

生年月日
文政11年 4月15日

出生地
摂津国土塔町(大阪府)

経歴
幼少から鶴沢九蔵(のちの2代勝右衛門)に師事し、天保12年文楽座で初舞台。弘化4年2代九蔵を、安政2年3代勝右衛門を襲名。元治元年退座後は素人義太夫の育成につとめた。明治18年5代清七を襲名。技芸にすぐれ、清廉な人柄は義太夫界の鑑とされた。

没年月日
明治34年 10月12日 (1901年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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