鹿児島県肝属郡肝付町(読み)きもつき〈ちょう〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕肝付〈町〉(きもつき〈ちょう〉)


鹿児島県の大隅半島南東部にある町。肝属(きもつき)郡
2005年(平成17)7月、同郡の内之浦町、高山(こうやま)町が合併して成立。北東部で志布志湾、南東部で太平洋に面する。市の中央部を肝属山脈の山々が走る。中心の高山町地区は中世には肝付氏の根拠地として発展。波見(はみ)港は倭寇(わこう)の基地・薩摩藩の商港をなした。稲作と畜産、ミカン・ポンカンなどの柑橘(かんきつ)類や野菜栽培が盛ん。スギやヒノキの建材を生産。ブリ定置網漁やハマチの養殖漁業が盛ん。1970年(昭和45)に日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げ基地となった内之浦宇宙空間観測所がある。やぶさめの里総合公園には高山温泉ドームと高山やぶさめ館がある。政治家・二階堂進(にかいどうすすむ)の出生地で、19世紀はじめに建造されたその生家は二階堂家住宅として国の重要文化財に指定されている。国指定の天然記念物である稲尾岳がある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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