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鹿児島県霧島市 きりしま〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕霧島〈市〉(きりしま〈し〉)


鹿児島県のほぼ中央にある市。
北部に霧島山系が連なり、南部は鹿児島湾(錦江(きんこう)湾)に面する。天降(あもり)川・霧島川をはじめ200近い河川が流れる。山林が市域の60%以上を占める一方、渓谷、十三塚原のシラス台地、国分平野、長い海岸線など地形は変化に富む。2005年(平成17)11月、国分市と姶良市の溝辺町、横川町、牧園町、霧島町、隼人町、福山町が合併して成立。JR日豊本線・肥薩線、九州自動車道・東九州自動車道が通じ、鹿児島空港があることから鹿児島臨空団地・国分上野原テクノパーク他の工業団地が整備され、機械を中心に製造業や電子産業などが進出している。農業はゴボウ・トマト・スイカ・イチゴなどの栽培のほか、黒豚・黒牛・地鶏など酪農も行われる。黒酢・焼酎・きりしま茶などが特産。キリシマツツジの原産地。
霧島連山は最高峰の韓国(からくに)岳や高千穂峰、山頂火口湖の大浪池などで知られる火山群で、新燃(しんもえ)岳では火山活動が見られる。日本最初の国立公園の一つでもあり、現在の名称は霧島屋久国立公園。温泉群が多く、霧島温泉郷、霧島神宮温泉郷、新川渓谷温泉郷、日当山温泉郷がある。大隅国分寺跡・隼人塚・上野原遺跡はいずれも国の史跡に指定。ノカイドウ自生地は国の天然記念物。霧島神宮(本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財)・鹿児島神宮(本殿・拝殿・勅使殿は県の有形文化財)がある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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