鹿島[市](読み)かしま

百科事典マイペディア 「鹿島[市]」の意味・わかりやすい解説

鹿島[市]【かしま】

佐賀県南部の市。1954年市制。有明海岸平野があるが,大部分は多良岳に続く山地。中心市街は鍋島支藩の城下町として発達長崎本線が通じる。平野と近世以来の干拓地で米を多産,ミカン,茶,木材養殖ノリ,カキも産し,農産物加工も盛ん。薬品,陶磁器製造などがある。祐徳稲荷神社がある。112.12km2。3万720人(2010)。

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