麗々亭 柳橋(4代目)(読み)レイレイテイ リュウキョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「麗々亭 柳橋(4代目)」の解説

麗々亭 柳橋(4代目)
レイレイテイ リュウキョウ


職業
落語家

本名
斉藤 亀吉

別名
前名=麗々亭 小柳

生年月日
万延1年 9月15日

出生地
江戸(東京都)

経歴
3代目柳橋長男。明治6年14歳で小柳を名乗り高座に上がる。11年19歳で父の名を継ぎ日本橋木原店の席で道具入りの人情噺で人気を得る。のち父の得意とした「四谷怪談」「九州吹戻し」などでも好評を得た。また寄席の高座の座り踊りが巧みであった。28年柳派の内紛で一時三遊派に加わったが、32年柳派に戻り頭取となる。

没年月日
明治33年 8月21日 (1900年)

家族
父=麗々亭 柳橋(3代目),弟=桃川 如燕(2代目)(講談師),麗々亭 柳橋(5代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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