黄連雀・十二黄雀(読み)きれんじゃく

精選版 日本国語大辞典 「黄連雀・十二黄雀」の意味・読み・例文・類語

き‐れんじゃく【黄連雀・十二黄雀】

〘名〙 レンジャク科の鳥。全長約二〇センチメートルで、ツグミよりやや小さい。頭上先端がとがった冠羽がある。ヒレンジャクに似るが、尾と初列風切り羽の先端は黄色背面灰褐色を帯びたブドウ色。北半球北部で繁殖し、日本には冬鳥として一〇月頃渡来。ヤドリギナナカマドの実を好む。《季・秋》 〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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