黒沢 幸一(読み)クロサワ コウイチ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「黒沢 幸一」の解説

黒沢 幸一
クロサワ コウイチ


生年月日
明治35年10月11日

出生地
栃木県河内郡上三川町

学歴
日本大学法科〔大正15年〕卒

経歴
日大卒業後、家業農業に従事しながら労農運動に入り、労農党栃木県連合会の結成に尽力する。のち日本大衆党栃木県連の結成に参加し、県下各地の小作争議を指導。昭和7年大衆党員と共産党員とが衝突した、いわゆる阿久津村事件の首謀者のひとりとして検挙され懲役3年に処せられ、また11年の争議でも検挙され懲役6カ月に処せられた。戦後社会党に参加し、栃木県連書記長、会長を歴任。28年から衆院議員(1期)を務めた。第一線引退後は社会党県本部顧問。

没年月日
昭和52年7月2日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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