殺・冊・刷・刹・察・撒・撮・擦・札・殺・薩・颯(読み)さつ

大辞林 第三版の解説

さつ【殺・冊・刷・刹・察・撒・撮・擦・札・殺・薩・颯】

【冊】 [音] サツ ・サク
書籍。巻物に対して、とじた本。 「冊子・書冊・分冊・別冊」
文字を書きつけるふだ。 「短冊たんざく
昔、中国で天子が下した任命書。また、その文体。 「《サク》冊命・冊立・封冊」
【札】 [音] サツ
ふだ。木のふだ。 「高札・入札・表札・門札・落札」
書きもの。てがみ。証拠となる文書。 「鑑札・書札」
紙幣。 「贋札がんさつ・金札・千円札」
乗り物の券。入場券。 「改札・検札・出札」
【刷】 [音] サツ
ぬぐう。きれいにする。 「刷新・振刷」
する。版面に描かれている文字・絵画などをすり出す。 「印刷・縮刷・増刷」
【刹】
⇒ せつ〔刹〕 [漢]
【殺( 殺 )】 [音] サツ ・サイ ・セツ
ころす。 「殺意・殺害・殺人・殺戮さつりく・殺生せつしよう・虐殺・絞殺・自殺・生殺・屠殺とさつ
なくす。とりのぞく。ほろぼす。 「抹殺」
あらあらしい。 「殺気・殺到・殺伐・殺風景」
意味を強めるために添える。 「笑殺・悩殺・忙殺・黙殺」
そぐ。へらす。そこなう。 「《サイ》減殺・相殺」
【察】 [音] サツ
みる。よくみる。 「観察・検察・考察・視察・診察」
おしはかる。 「察知・賢察・推察・洞察」
【 颯 】 [音] サツ
風がさっと吹く音。 「颯颯・颯然」
元気がよく、小気味いいさま。 「颯爽さつそう
【撮】 [音] サツ
つまむ。えらびとる。 「撮要」
写真をとる。 「撮影・空撮・特撮」
【 撒 】 [音] サツ ・サン
〔「サン」の音は慣用〕
まく。まきちらす。 「《サツ・サン》撒水・撒布」
外国語の音訳字。 「弥撒ミサ
【擦】 [音] サツ
こする。さする。 「摩擦・擦過傷」
【 薩 】 [音] サツ
梵語の音訳字。 「薩埵さつた・菩薩ぼさつ
「薩摩さつま国」の略。 「薩州・薩長」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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