福・伏・副・幅・復・服・福・腹・袱・複・覆・輻(読み)ふく

大辞林 第三版の解説

ふく【福・伏・副・幅・復・服・福・腹・袱・複・覆・輻】

【伏】 [音] フク
ふせる。ふす。うつむく。 「伏臥ふくが・起伏・平伏」
かくれる。かくす。 「伏在・伏線・伏蔵・伏兵・潜伏・伏魔殿」
したがわせる。服従させる。 「降伏こうふくごうぶく)・折伏しやくぶく・調伏ちようぶく
【服】 [音] フク
身につけるもの。ころも。 「服飾・服装・衣服・被服・平服・洋服・礼服・和服・作業服」
身におびる。自分のものにする。 「服膺ふくよう・着服」
つき従う。 「服従・帰服・屈服・征服」
仕事に従う。 「服役ふくえき・服務」
さからわずに受け入れる。 「服罪」
心からしたう。 「感服・敬服・心服」
にこもる。 「服喪・服忌ぶつき
薬や茶などをのむ。 「服毒・服薬・服用・頓服とんぷく
【副】 [音] フク
つき従ってたすける。 「副詞・副木」
付随して生じる。 「副因・副作用・副産物・副次的」
つきそって補佐する。 「副使・副手・副将・副官・正副・副知事」
ひかえ。うつし。 「副書・副本」
つけたし。そえもの。 「副賞・副業・副食」
【 袱 】 [音] フク
物を包んだりおおったりする布。 「袱紗ふくさ
【幅】 [音] フク
はば。 「幅員・恰幅かつぷく・振幅・全幅・満幅」
ふち。へり。 「辺幅」
掛軸。掛物。 「画幅・書幅」
【復】 [音] フク
ひきかえす。 「復路・往復」
もとの状態にかえる。かえす。 「復縁・復原・復職・復籍・復活・復旧・復古・復興・回復・恢復かいふく・克復・修復・平復・本復・一陽来復」
むくいる。仕返しをする。 「復讐ふくしゆう・復仇ふつきゆう・報復」
答えていう。 「復答・復命・拝復」
くりかえす。 「復習・復唱・反復」
【福( 福 )】 [音] フク
さいわい。しあわせ。 「福音ふくいん・福祉・福相・福徳・福利・禍福・幸福・寿福・万福・冥福めいふく
【腹】 [音] フク
はら。おなか。 「腹痛・腹部・腹膜・腹筋・腹腔ふつこう・空腹・鼓腹・抱腹・満腹」
こころ。心中。 「腹案・腹心・腹蔵・剛腹・立腹」
子を宿すところ。生みの母。 「異腹・妾腹しようふく・同腹」
ものをたくわえておくところ。ふところ。 「私腹・船腹」
中ほど。 「山腹・中腹」
【複】 [音] フク
かさなる。かさねる。 「複成・重複」
単一でない。 「複眼・複式・複数・複線・複葉」
いりくむ。こみいる。 「複雑」
もとのものと同じものを作る。 「複写・複製・複刻」
【 輻 】 [音] フク
車の中心から輪に向かって放射状に組まれた細長い棒。輻。スポーク。また、そのようなもの。 「輻射・輻湊ふくそう・輻輳ふくそう
【覆】 [音] フク ・フ
くつがえす。ひっくりかえる。 「覆水・覆轍ふくてつ・覆没・転覆」
かたむける。ほろぼす。 「覆滅」
くりかえす。 「反覆」
もとのものと同じものを作る。 「覆刻」
おおう。つつむ。 「覆蔵・覆面・被覆」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報