精選版 日本国語大辞典 「丁度」の意味・読み・例文・類語
ちょう‐ど ちゃう‥【丁度】
〘副〙 (「ちょうと(丁━)」と関係のある語か)
※史記抄(1477)八「ちゃうど代王の十七年にあたるぞ」
② 時刻や物の分量、状態などが、予期、期待、目的に合致したことを表わす語。折よく。うまく。具合よく。
※土井本周易抄(1477)二「かかる理を助て法をちゃうど定ぞ」
③ 特に、酒の分量が杯などにいっぱいで豊富なさまを表わす語。たっぷりと。なみなみと。
※虎寛本狂言・悪太郎(室町末‐近世初)「『夫成らば半盞ついで遣らう』『アア気味の悪い。ちゃうどついで被下い』」
※羅葡日辞書(1595)「Peraequus〈略〉Chǒdo(チャウド) ヲナジ ヤウナル コト、ビャウドウナル コト」
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