下衆の後知恵(読み)げすのあとぢえ

ことわざを知る辞典 「下衆の後知恵」の解説

下衆の後知恵

愚かな者は、事が起きたときにはよい知恵がうかばず、事の終わった後になってようやく対処法を思いつく。

[使用例] 下衆の後智慧というが、この男にかの迫害師を差し向けてやるとよかったになあ[佐々木邦*続珍太郎日記|1921]

〔異形〕下衆の知恵は後から

英語〕It is easy to be wise after the event.(事後に賢いのは簡単なこと)

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

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