卜人(読み)ぼくじん

精選版 日本国語大辞典 「卜人」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じん【卜人】

※続日本紀‐文武四年(700)三月己未「卜人曰。龍王欲鐺子」 〔史記‐魯周公世家〕

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デジタル大辞泉 「卜人」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じん【×卜人】

うらないをする人。卜者

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普及版 字通 「卜人」の読み・字形・画数・意味

【卜人】ぼくじん

卜官。

字通「卜」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の卜人の言及

【コミュニケーション】より


[メディアの歴史]
 その語源でもあるように,人間が神や霊魂などと意思を交流するためには,特別の資質や才能をもった仲介者が必要である。シャーマンshaman,呪医magic‐doctor,巫女,古代中国の天子,あるいは殷(いん)(前17世紀ころ~前11世紀)の時代に亀甲を焼いて天意を占った卜人などが超自然的コミュニケーションのメディアであった。 人間のコミュニケーションにおいては言語がきわめて重要な役割を担うが,言語の成立以前から,人間は表情や身ぶりで意思や感情を伝え合ってきた。…

※「卜人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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