吉夢(読み)キチム

デジタル大辞泉 「吉夢」の意味・読み・例文・類語

きち‐む【吉夢】

縁起のよい夢。きつむ。⇔凶夢

きつ‐む【吉夢】

きちむ(吉夢)

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精選版 日本国語大辞典 「吉夢」の意味・読み・例文・類語

きち‐む【吉夢】

〘名〙 えんぎのよい夢。めでたい夢。きつむ。⇔悪夢凶夢
参天台五台山記(1072‐73)一「有吉夢
源平盛衰記(14C前)一八「夢、最上の吉夢(キチム)なり。征夷将軍として天下を治め給ふべし」

きつ‐む【吉夢】

※西源院本太平記(14C後)三八「是大なる吉夢(きツム)也」

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普及版 字通 「吉夢」の読み・字形・画数・意味

【吉夢】きちむ

よい夢。〔詩、小雅斯干〕吉は維(こ)れ何ぞ 維れ熊、維れ羆(ひ) 維れ(き)、維れ蛇

字通「吉」の項目を見る

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