四光(読み)しこう

精選版 日本国語大辞典 「四光」の意味・読み・例文・類語

し‐こう ‥クヮウ【四光】

〘名〙 花札出来役一つ。桐・桜・薄・松の四役の二〇点札をそろえること。
※落語・三百餠(1898)〈三代目春風亭小柳枝〉「紅葉牡丹に菊、青丹(あをたん)を並べたが、上に四光(シクヮウ)が出来ました然うで御座います」

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デジタル大辞泉 「四光」の意味・読み・例文・類語

し‐こう〔‐クワウ〕【四光】

花札の出来役の一。松・桜・すすき・桐の20点札を集めた役。4種のいずれかが雨の20点札になっているものは雨入り四光という。

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