外側(読み)ソトガワ

デジタル大辞泉 「外側」の意味・読み・例文・類語

そと‐がわ〔‐がは〕【外側】

ある物や仕切りの、外のほう。外部。面。「窓の外側をふく」⇔内側
ある範囲の中で、中心から遠いほう。「外側コースを走る」⇔内側
その事柄関係のない側。外部。「紛争外側にいる」⇔内側
[類語]外部外方外界域外圏外枠外埒外

がい‐そく〔グワイ‐〕【外側】

そとがわ。⇔内側ないそく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外側」の意味・読み・例文・類語

がい‐そく グヮイ‥【外側】

〘名〙 物の外面。そとがわ。⇔内側
銃後(1913)〈桜井忠温〉三〇「多量の爆薬を用ひてその奥壁の外側(グヮイソク)に装置し、之れを爆破して破墻口を開いたので」

そと‐がわ ‥がは【外側】

〘名〙 あるもののそと、またはある区切りのそとの方。物の内側に対して外と意識される側。外面。外壁。転じて、当事者以外の立場をいう。⇔内側(うちがわ)。〔和英語林集成初版)(1867)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android