出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…ウクライナという名称は〈辺境〉を意味するクライkraiからつくられたもので,12世紀ころから使われていた。なお〈小ロシア〉という呼称がウクライナの別称として使用されることがあるが,正確には,後述するように,これはウクライナの一部に与えられた行政地名である。
【自然】
ほぼ全域が小高地や丘陵を含む平たんな地形でおおわれており,平均標高170m。…
…現代の〈ロシア語〉と同義の呼称で19世紀中ごろから用いられた。すなわち,古ロシア語を共通の源とするロシア語,ウクライナ語,ベラルーシ語(白ロシア語)の三つをあわせて広義のロシア語とし,狭義のロシア語をこれと区別するため大ロシア語と称したが,これはウクライナを差別的に小ロシアと呼ぶ17世紀後半以来の習慣にもとづく。現在この呼称は方言学の術語の一部として用いられるにすぎない。…
…
[広義と狭義のロシア]
しかしルーシの名称は,モスクワ国家によって独占されたわけではなく,かつてのキエフ・ロシアの南西部にも残った。この地域はモンゴルの侵入をこうむったあと,14~15世紀にリトアニア(14世紀末にポーランドと合併して統一王国を形成)によって征服されたが,ドニエプル上流地方はやがてベロルシア(白ロシア,今日のベラルーシ)と呼ばれ,キエフを中心とするドニエプル中流地方は小ロシアと呼ばれたのである。白ロシアの名称の起源については定説がない。…
※「小ロシア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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