貴君(読み)きくん

精選版 日本国語大辞典 「貴君」の意味・読み・例文・類語

き‐くん【貴君】

〘代名〙 対称。同等程度の男子に対し、軽い敬意をもって用いる語。多く書簡文に用いる。
洒落本・初葉南志(1780)「なるほど貴君(キクン)の仰のとおり両国にては候が」

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デジタル大辞泉 「貴君」の意味・読み・例文・類語

き‐くん【貴君】

[代]二人称人代名詞男性が、手紙などで、対等または目下の男性に対し、軽い敬意を込めて用いる。「貴君のご活躍を祈ります」
[類語]けい貴兄貴下学兄大兄賢兄貴殿貴台貴所貴公足下御身貴女

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