車の両輪(読み)クルマノリョウリン

デジタル大辞泉 「車の両輪」の意味・読み・例文・類語

くるま両輪りょうりん

二つうち、どちらを欠いても役に立たないほど密接な関係にあることのたとえ。
[類語]相即不離表裏一体うおと水皮を引けば身が付く唇歯輔車しんしほしゃ唇亡びて歯寒し輔車相依あいよ

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精選版 日本国語大辞典 「車の両輪」の意味・読み・例文・類語

くるま【車】 の 両輪(りょうわ・りょうりん)

車の両側車輪。二つのうち、どちらも除くことのできない密接な関係にあることのたとえ。
※応永本論語抄(1420)学而第一「礼楽の二は車の両輪の如く、鳥の両翼の如し」

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とっさの日本語便利帳 「車の両輪」の解説

車の両輪

編集営業は車の両輪”とは、古くからの言い回し。実際そうなのだが、心ならずも営業部門に回される編集職希望者を納得させる効用も。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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