精選版 日本国語大辞典 「連合」の意味・読み・例文・類語
つれ‐あい ‥あひ【連合】
つれ‐あ・う ‥あふ【連合】
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日本労働組合総連合会の略称で,民間と官公庁のおもな労働組合が結集する日本最大のナショナルセンター。1989年(平成1)結成。民間労組の統一組織として,1987年(昭和62)11月20日,55単産,1オブザーバー組織,6友好組織の計555万人が結集して全日本民間労働組合連合会(略称は連合,通称は民間連合)が結成された。これにともない,従来のナショナルセンターのうち,同盟と中立労連は解散し,新産別も1年後の解散を決定した。民間連合は88年2月から官民統一をめざして,総評の中心である官公労,旧同盟系の友愛会議全官公との首脳会談を開始し,民間連合と官公労の統一が決定された。総評系の自治労・日教組などでは反主流派がこの統一に反対して分裂,これらは反連合の全労連に参加することとなった。民間連合と官公労の統一大会は89年11月21日開かれ,日本労働組合総連合会として78単産,約800万人で発足した。総評は連合発足と同時に解散した。国際自由労連に加盟(2006年11月からは国際労働組合総連合に加盟)。加盟単産50,組合員数675万人(公称,2009年3月末現在)
→労働運動
執筆者:編集部
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(桑原靖夫 獨協大学名誉教授 / 2008年)
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日本労働組合総連合会の略称。1987年(昭和62)設立の全日本民間労働組合連合会,およびこれが官公部門を含めて89年(平成元)に発足させた労働組合のナショナル・センター。1987年に同盟・中立労連,88年に新産別,89年には総評がそれぞれ解散して連合に合流。一方,連合を労働戦線の右翼的大再編とみなす勢力は,89年に全労連(日本共産党系)と全労協(日本社会党左派系)を発足させた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…正称は全日本郵政労働組合。連合の加盟組合。全郵政は1965年に全特定(全国特定局労働組合)と郵政労(郵政労働組合)が合同して結成された。…
…正称は全国電力関連産業労働組合総連合。連合の加盟組合。…
※「連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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