防止(読み)ふせぎとめる

精選版 日本国語大辞典 「防止」の意味・読み・例文・類語

ふせぎ‐と・める【防止】

〘他マ下一〙 ふせぎと・む 〘他マ下二〙 防いで相手勢いをとめる。
多武峰少将物語(10C中)「山風もふせきとめつるかはぎぬのうれしきたびに袖ぞぬれぬる」

ぼう‐し バウ‥【防止】

〘名〙 ふせぎとめること。
明六雑誌‐一二号(1874)政論・三〈津田真道〉「各種の議員国是を討論して以て政府擅制を防止す」 〔易経疏‐大畜卦〕

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デジタル大辞泉 「防止」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐し〔バウ‐〕【防止】

[名](スル)防ぎとめること。「少年非行防止する」
[類語]防ぐ食い止める支える受け止める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「防止」の読み・字形・画数・意味

【防止】ぼう(ばう)し

防ぎとめる。〔墨子、兼愛下〕我以爲(おも)へらく、人のねて相ひ愛し、(こもごも)相ひ利するに就くに於けるは、之れを譬(たと)ふれば、ほ火の上に就き、水の下(ひく)きに就くがごとし。天下に防止すべからず。故になるは、王のなり。

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