1次固溶体(読み)いちじこようたい

世界大百科事典(旧版)内の1次固溶体の言及

【固溶体】より

…A原子の作る結晶格子のすき間にB原子が入り込んでいるものを,A元素を溶媒としB元素を溶質とする侵入型固溶体であるという。A原子の作る結晶格子中で,A原子の占めるべき格子点をB原子が占めているのは,置換型のA元素基1次固溶体という。A元素の結晶でもB元素の結晶でもない結晶格子上に,A原子とB原子がある範囲の割合で混じり合いながら存在している結晶は,置換型の2次固溶体と呼ばれる。…

※「1次固溶体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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