世界大百科事典(旧版)内の2素子干渉計の言及
【電波干渉計】より
…干渉計の分解能は,もっとも遠く離れたアンテナ間の距離をLとするとλ/L(rad)程度である(λは波長)。
[種類]
もっとも簡単な電波干渉計は,二つのアンテナからなる2素子干渉計である。天体の位置を一義的に決定すること,また天体の構造を測ることができないので,干渉計としては不完全なものであるが,1950年ころの電波天文学初期の観測において,電波銀河や超新星など光学的天体との同定で活躍したという歴史的意義がある。…
※「2素子干渉計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」