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2Dfacto とぅでぃふぁくと2Dfacto

知恵蔵の解説

2Dfacto

電子書籍のみでなく、紙媒体の書籍のオンライン販売も行うウェブ上の電子書籍ストア。またはそのストアを運営する会社の名称。
2Dfacto(株式会社トゥ・ディファクト)は、NTTドコモ、大日本印刷(DNP)と、DNPの子会社で丸善と図書館流通センターが経営統合したCHIグループの3社で設立した共同事業会社で、2011年1月に電子書籍ストア「2Dfacto」をオープンした。2Dfactoは電子書籍以外に、紙媒体の書籍のオンライン販売や実際の書店を連携させたハイブリッド型書店として、TSUTAYA GALAPAGOSやReader Storeといった、競合する電子書籍ストアとの差別化を図っている。
電子書籍の配信には「honto」と呼ばれる電子書籍サービスを利用する。hontoは元々DNPが手がけていたサービスであり、コミック、文芸書からビジネス書まで幅広いジャンルの電子書籍がPC、iPhone、iPadやドコモのスマートフォン等で利用できる。同サービスは、11年1月に運営が2Dfactoへと移管され、移管後当初は約2万点の電子書籍販売からスタート。11年春までに10万点へと拡充する予定。
オンライン販売では、DNPグループのオンライン書店であるbk1(ビーケーワン)が利用できる。さらに、丸善、ジュンク堂、文教堂といった実際の書店と連携し、書店での購入履歴やポイントサービスを電子書籍やオンライン販売購入と共通化する。
2Dfactoは、電子書籍フォーマット「XMDF」、「.book」の他、「BS Reader」やJPEGなどに対応。またNTTドコモから、2Dfactoが利用できるブックリーダーのタブレット端末「SH-07C」が発売されている。SH-07Cは、シャープ製のAndroid搭載端末で、「2Dfacto」の他、「TSUTAYA GALAPAGOS」が利用できる。
国内最大手の携帯電話会社と印刷会社が、ハイブリッド型という競合他社にはないユニークなサービスを立ち上げた点、また、紙から電子への移行ではなく、紙+電子で今後の出版マーケットの拡大を目指すといった点などから、大きな注目を集めている。

(横田一輝  ICTディレクター / 2011年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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