A 型(読み)えーがた

世界大百科事典(旧版)内のA 型の言及

【血液型】より

…血液型には後述のように異なったいくつものシステムがあり,それぞれいくつかの表現型があるが,いずれも単純なメンデル遺伝をするので,遺伝標識として遺伝学の研究や親子の鑑別によく利用され,型の出現頻度に人種差・民族差があるので,人類学の研究にも欠かせないものとされてきた。血液型はまた犯罪捜査などの際に個人識別に役立つが,最近ではDNA多型(DNA型)に遺伝標識としての主役の座が取って代わられるようになった。しかし,血液型抗原が輸血や妊娠や臓器移植に際して健康上不利益に振る舞うことがあるところから,臨床医学上では非常に重視されている。…

※「A 型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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