Bモード偏光(読み)ビーモードヘンコウ

デジタル大辞泉 「Bモード偏光」の意味・読み・例文・類語

ビーモード‐へんこう〔‐ヘンクワウ〕【Bモード偏光】

宇宙背景放射電磁波に存在すると予想される偏光成分の一。インフレーション宇宙論から導かれる原始重力波四重極成分によって、渦状偏光面をもつ。その強度は宇宙背景放射の温度揺らぎ(密度揺らぎ)によるEモード偏光に比べて、とても小さく、高感度の測定が必要となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android