RSTP(読み)アールエスティーピー

デジタル大辞泉 「RSTP」の意味・読み・例文・類語

アール‐エス‐ティー‐ピー【RSTP】[rapid spanning tree protocol]

rapid spanning tree protocolネットワーク障害が起きた時、短時間で自動的に通信経路の切り替えを行うプロトコル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「RSTP」の解説

RSTP

Rapid Spanning Tree Protocolの略。ネットワークに障害が発生した際、あらかじめ用意した経路に自動的に切り替えるためのプロトコル。RSTP以前に使われていた「STP(Spanning Tree Protocol)」では、障害発生時の経路の切り替えに時間がかかるという弱点があった。RSTPは、障害発生時の切り替え経路をあらかじめ計算しておくことで、障害発生時の経路切り替えの時間を数秒単位まで短縮できる。RSTPは「IEEE802.1w」として標準化されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android