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CAM 植物

大辞林 第三版の解説

CAM 植物

〖crassulacean acid metabolism plant〗
ベンケイソウ型有機酸代謝植物。他の植物と異なり、夜間に炭酸固定を行なってリンゴ酸を主とする有機酸を生成し、昼間、このリンゴ酸を分解してデンプンを生成する。日中の蒸散による水分の消費が低く抑えられるので、乾燥地に多い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内のCAM 植物の言及

【光合成】より

…ベンケイソウ科の植物では,夜間に気孔が開いてCO2を吸収し,これがリンゴ酸として蓄えられ,昼間は気孔が閉じてリンゴ酸が減少し,デンプンを形成するという日変化を示すことが古くから知られており,この代謝形式は,ベンケイソウ型有機酸代謝crassulacean acid metabolism(CAM)と呼ばれていた。C4植物の研究の進展の結果,C4植物では葉肉細胞と維管束鞘細胞との協調で2種のCO2固定反応が空間的に分けて行われているのに対し,CAM植物ではこの2種の反応が夜と昼というように時間的に分けて行われる,すなわち夜間PEPCによるCO2固定が行われ,昼間はこのCO2がカルビン回路で再固定されることが明らかにされた。CAM植物は乾燥に対する適応として特異的な代謝系をもつに至ったものと考えられる。…

※「CAM 植物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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