CPT定理(読み)シーピーティーていり(英語表記)CPT theorem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CPT定理」の意味・わかりやすい解説

CPT定理
シーピーティーていり
CPT theorem

場の量子論の基本定理の1つで,荷電共役変換空間反転および時間反転の積変換に関して理論が不変であることをいう。この定理は,理論が狭義ローレンツ変換に関して不変で,通常第二量子化に従い,場の方程式が有限階の微分しか含まなければ,成立する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android