世界大百科事典(旧版)内のDES(化学物質)の言及
【環境ホルモン】より
…1950年代にDDT,60年代にはPCBが,いずれもエストロゲン類似の作用をもち,生殖異常を引き起こすことが示された。また,70年代には妊婦の流産防止のために与えられていた合成エストロゲンDESが胎児の膣癌および前立腺疾患を高頻度で引き起こすことが明らかになった。その後,ダイオキシンのほか,70種以上の化学物質で内分泌攪乱作用が確認されている。…
※「DES(化学物質)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」