DES(読み)デス

デジタル大辞泉 「DES」の意味・読み・例文・類語

デス【DES】[data encryption standard]

data encryption standard共通鍵暗号の一。1977年、米国の政府標準暗号として制定コンピューターの性能向上により解読危険性が高まったため、より安全性を高めたトリプルDES開発された。

ディー‐イー‐エス【DES】[Data Encryption Standard]

Data Encryption Standard》⇒デス(DES)

ディー‐イー‐エス【DES】[debt equity swap]

debt equity swap》⇒デットエクイティースワップ

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IT用語がわかる辞典 「DES」の解説

デス【DES】

アメリカ国立標準技術研究所NIST)が1977年に制定した暗号規格。1960年代後半にIBMが開発。共通鍵暗号方式を用いる。コンピューターの高速化や暗号理論発展に伴い、安全性が低下したため、2001年に次世代の暗号規格としてAESが選定された。◇「data encryption standard」の頭文字から。

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会計用語キーワード辞典 「DES」の解説

DES

債務を株式と交換することをDES(デット・エクイティ・スワップ)といいます。経営不振企業再生支援するために、金融機関が利用する手法です。DESは債務者にとってとてもメリットが大きい制度です。なぜなら、借入金が減少し、資本に振り変わることによって自己資本比率が改善して、元利払いの負担がなくなるためです。ただ、債権者が株主になるため、経営に参加されるというデメリットもあります。また、発行済株式数が増加するため、一株あたりの株価が下がります。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「DES」の解説

DES

Data Encryption Standardの略。1970年代に米国商務省で制定された共通鍵暗号システム。アルゴリズムは公開されており、秘密鍵暗号システムの代表として広く普及している。データを64ビットに区切って暗号化および復号処理を行なう。また、強度を高めるためにDESの処理を違う鍵で3回行なうのが「3DES(トリプルDES)」である。

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M&A用語集 「DES」の解説

DES

債務を資本に転換すること。「債務の株式化」ともいう。過剰債務に陥った企業が財務内容を充実させ、経営改善を果たすために行う。主に銀行の支援を受けて行う。

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情報セキュリティ用語辞典 「DES」の解説

DES

データを64ビットブロックごとに分割し、56ビット長の鍵で暗号化する共通鍵暗号アルゴリズムで、米国政府標準の暗号化手法の1つ。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

内科学 第10版 「DES」の解説

DES

drug-eluting stents,薬剤溶出性ステント

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