DVI-D(読み)でぃーぶいあいでぃー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「DVI-D」の意味・わかりやすい解説

DVI-D
でぃーぶいあいでぃー

DVIインターフェースで使われるコネクター形状の一つ。DVIとは、digital visual interfaceの略で、コンピュータとデジタルディスプレー装置(液晶ディスプレーやデジタルプロジェクターなど)を接続するための規格のひとつで、そのなかでデジタル信号のみを扱う端子をさす。そのほかアナログ専用のDVI-A、デジタル・アナログ兼用のDVI-Iなどがある。

 DVI-Dはとくにデジタル信号の伝送方式TMDS(Transition Minimized Differential Signaling遷移時間最短差動信号伝送方式)に対応しており、高品位のデジタル映像信号を確実に伝送できる。DVI-Dには、UXGA(画面解像度1600×1200ピクセル)まで対応可能なDVI-Dシングルリンクと、さらにそれ以上の解像度に対応できるDVI-Dデュアルリンクの2種類がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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