Devlin,D.(英語表記)DevlinD

世界大百科事典(旧版)内のDevlin,D.の言及

【アイルランド文学】より

…キャバナPatrick Kavanagh(1904‐67)は文芸復興運動の観念性を批判し,詩集《農夫》(1936),長編詩《大飢饉》(1942)で,自己の体験にもとづいて悲惨な農村生活の実体を克明に描いた。デブリンDenis Devlin(1908‐59)は《ダーグ湖》(1946)で,宗教的熱情をモダニズム文学の技法に託して表現した。トマス・キンセラ(1928‐ ),リチャード・マーフィ(1927‐ ),ジョン・モンタギュー(1929‐ )らも,伝説や歴史の挿話など従来の題材を新しい技法によって語ろうと試みている。…

※「Devlin,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android