ELF(読み)イーエルエフ

デジタル大辞泉 「ELF」の意味・読み・例文・類語

イー‐エル‐エフ【ELF】[extremely low frequency]

extremely low frequency超低周波。周波数1キロヘルツ前後の電磁波

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ELF」の解説

ELF

BSDやSunOS 4では、実行形式のファイルフォーマットとしてa.out形式が使用されてきたが、この形式では、オブジェクトモジュール全体の再配置しかできないため、共有ライブラリーの作成に手間がかかっていた(以前のバージョンと互換性を保たせながら、ライブラリーを拡張するには、あらかじめデータ構造のテーブルに拡張用の空き領域を確保しておく必要がある)。そのため、Solaris 2とSystem V Rel.4では、USL(UNIX System Laboratories)で開発された、ELFが採用された。ELFでは、単一のオブジェクトモジュール内で、各関数とデータ項目を個別に再配置できるため、共有ライブラリーの作成が容易になる。かつてLinuxでも、a.out形式が使われていたが、1994年に標準のバイナリフォーマットとして使用されるようになった。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android